「原子力規制委員会人事案に関する国会議員アンケート」回答速報!
今日22日、首都圏反原発連合と野田首相の会談があった。
首相は予想通りの回答。
所詮、会談などしても無駄な相手だ。
有権者がやるべきことは、国会議員の評価と次回国政選挙での仕分けしかない。
野田内閣のように、閣僚などには決してならせてはならない人物は、最初から当選させてはならない。
以下のような国会議員アンケートで地元議員を監視し、落選候補がいれば、まともな対立候補を擁立すること。
有権者がデモの次にとるべき行動は、それしかない!
http://e-shift.org/?p=2265 より転載
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【規制委員会人事案】 国会議員アンケート速報 (現在回答40名)
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規制委員会人事問題に関して、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実
現する会)などで17日から呼びかけている国会議員アンケートに、22日現在
で40名から回答が得られています。
今週も「市民500人ロビー」を実施し、20日約120名、21日約30名が
参加しました。
IWJが「完全中継」を行い、参加した市民からの聞き取り結果がまとめられて
います。
https://twitter.com/IWJ_matome
ぜひ、みなさまの地元選出の国会議員に、「アンケートに答えて」と引き続き
呼びかけていきましょう。
下記から【1頁目:アンケートの呼びかけ、2頁目:なぜ人事案が問題か】を
ダウンロ―ドできます。ご活用ください。
<PDF>
https://dl.dropbox.com/u/23151586/120820_jinji_giin_questionnaire.pdf
<ワード>
https://dl.dropbox.com/u/23151586/120820_jinji_giin_questionnaire.docx
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【規制委員会人事案】 国会議員アンケート速報
8月22日 10時現在 回答40名 (衆参別、回答順)
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<衆議院議員>(26名)
●衆議院議員 橋本べん(民主、東海ブロック): 反対
1.法律違反の人事を認めるわけにはいかない。
2.原子力ムラの「ど真ん中」にいる人であることは明らか。
3.反省をしているなら、「1億5千万」を返上してでも「規制」の仕事をす
るべきだ。(年金もおそらく月30万以上はもらっているだろうから)
●衆議院議員 山崎誠(民主、南関東ブロック): 反対
原発について明確に反対の意思を持つ委員もメンバーに加える必要がある。
今回の人事案はこの点でバランスを欠くものであると考えています。
●衆議院議員 田中康夫(無所属、兵庫8区): 反対
●衆議院議員 赤嶺政賢(共産、九州ブロック): 反対
原発を再稼働し、原子力規制委員会の委員長に、原発推進の立場である
田中俊一氏をつけようとする野田内閣の姿勢は、到底認められません。
政府は、福島原発事故を踏まえ、原発からの撤退を政治決断すべきです。
●衆議院議員 平智之(無所属、京都1区): 反対
規制委員長が原人事案のように原発推進論者というのは矛盾の極み。
「原発依存度をゼロにする」という脱原発をはっきり表明するものを委員長と
しなければ規制にならない。
加えて、原発依存度をゼロにする前提で、当初から原子力規制委員会ではなく
原子力廃止委員会とすべき。
●衆議院議員 荒井聡(民主、北海道3区): その他
座長として取りまとめているところなので、回答は控えさせていただきます。
●衆議院議員 亀井静香(無所属、広島6区): 反対
●衆議院議員 服部良一(社民、近畿ブロック): 反対
公平・中立、「原子力ムラからの決別」の大原則の真逆を行く人事案には反対
です。それ以前に、法と政府指針に定めた欠格要件に該当し違法の疑いのある
人事案をこのまま採決にかけるとすれば大問題です。国会事故調提言も無視
し、全く正当性のないプロセスで人選、決定することはあり得ません。議運の
最前線をはじめ、徹底的に戦います。
●衆議院議員 高橋千鶴子(共産、東北ブロック): 反対
皆さんの指摘の通りです。
●衆議院議員 初鹿明博(民主、東京16区): 反対
中立性が担保できないため
●衆議院議員 五十嵐文彦(民主、埼玉9区): 賛成
原子力専門家の中で電力会社との関係が薄く見識ある人物と承知している。
●衆議院議員 小泉俊明(民主※、茨城3区): 反対
未だに福島原発は空中、地下、海洋にダダ漏れのまま。これまで原発に関わっ
てきた方達全員に責任がある。利害関係のない独立性のある方にすべき。
※除籍手続き中、離党届はまだ
●衆議院議員 照屋寛徳(社民、沖縄2区): 反対
原子力ムラの人間である。委員の資格なし。
●衆議院議員 杉本かずみ (民主、愛知10区): 反対
透明性、説明責任性不適
●衆議院議員 瑞慶覧長敏(生活、沖縄4区): 未記入
自分なりに調査中ですので、本日中にお答えはできません。
原発問題に対するスタンスは原発反対であることを含めご理解ください。
●衆議院議員 重野安正(社民、大分2区): 反対
いわゆる”原子力ムラ”の一員である人物を委員長にすえるとは言語道断であ
る。
●衆議院議員 熊谷貞俊(生活、近畿ブロック): 反対
●衆議院議員 太田和美(生活、福島2区): 反対
原子力ムラの本流を歩んできた人達に規制はまかせられない。
●衆議院議員 道休誠一郎(民主、九州ブロック): 反対
原子力村出身者では、今後の原子力政策(エネルギー政策)を公平、公正に構
築することは不可能である。
●衆議院議員 松木けんこう(大地、北海道12区): 反対
●衆議院議員 平沼赳夫(たちあがれ、岡山3区): その他
安全性について、十分担保する必要があるが、日本にとって、原子力は必要と
考える。したがって、十分吟味をしていきたい。
●衆議院議員 近藤昭一(民主、愛知3区): 反対
●衆議院議員 吉井英勝(共産、近畿ブロック): 未記入
候補者の方それぞれに、3・11福島第一原発事故をどう受け止め、これから
何をなすべきかと考えているのか、委員専任の前に伺いたい。
経歴だけで賛否を判断するのではなく、国民の前にそれを明らかにすることが
国会の責務だと思います。
●衆議院議員 木内孝胤(改会、東京9区): 反対
●衆議院議員 浅野貴博(大地、北海道ブロック): 反対
●衆議院議員 河野太郎(自民、神奈川15区): 反対
<参議院議員>(14名)
●参議院議員 はたともこ(生活、比例): 反対
自らも認める「原子力村」の中心人物の一人を福島原発事故後に発足する原子
力規制委員長に任命することは断じて認められない。
●参議院議員 川田龍平(みんな、東京): 反対
●参議院議員 平山誠(大地、比例): 反対
・人事案の中身
・規制委の経緯と議会運営ほか
●参議院議員 行田邦子(みど風、埼玉): その他
今回の同意人事案は、選出のプロセスが不透明であり、人選そのものにも問題
があると思われる。
国民、世界が注視する中、慎重で透明性の高い方法での人選が必要。再度見直
し、再提出を求める。
●参議院議員 吉田忠智(社民、比例): 反対
ほとんどが「原子力ムラ」の人
●参議院議員 山下芳生(共産、比例): その他
人事案の撤回を求める
●参議院議員 亀井亜紀子(みど風、島根): 反対
貴団体の問題提起はごもっともであり、日弁連が指摘する通りに法律違反だと
思います。委員就任時に辞任すれば良いのであれば、、原子力ムラの誰もが職
を辞して原子力規制委員に就任することが可能になり、無茶苦茶な理屈です。
5人中3人を原子力推進にすることは、再生可能エネルギーの価格調整委員会
人事で3人を再生エネ反対派にしようと画策した時と全く同じです。
●参議院議員 山内徳信(社民、比例): 反対
●参議院議員 市田忠義(共産、比例): 反対
原発利益共同体の中心にいた人物で、福島原発事故の責任に真剣な反省もな
く、引き続き原発推進の姿勢を示すような人物を委員長にすえる人事案は到底
容認できず、撤回すべきです。
●参議院議員 福島みずほ(社民、比例): 反対
「原子力ムラ」からの人選は、法律違反で認められない。
3.11の反省をしっかりした人事案で示すべきである。
●参議院議員 田村智子(共産、比例): 反対
原発推進に関わった人物を規制委員会に入れるべきではない。
白紙撤回し、原発建設・開発と一線を画していることが明白な人事案を出し直
すべき。
●参議院議員 有田芳生(民主、比例): 反対
メディアでは田中俊一さんのことを「研究者ならいいのでは」と語る人もいま
すが、今はいっさい「原子力ムラ」から離れ「原発ゼロ」へと向かう人選をす
べきです。
●参議院議員 井上哲士(共産、比例): 反対、その他(反対の人が多い)
※全員について一括して問うのはいささか乱暴だと思います。
●参議院議員 武内則男(民主、高知): 反対
福島原発事故を受け、今後の規制委員会の活動を任せられるとの判断に至ら
ない。
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