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サッカー

2009年12月13日 (日)

ドイツサッカー史上2回目の3自殺点!

ドイツ国内リーグの試合で、ハノーファー96が、ボーゥシア・メーンヒェングラッドバッハのゴールに3回も自殺点(正式にはオウンゴールというそうです)を入れたため、3対5で負けてしまいました。

ドイツサッカー史上初の3自殺点は、1963年だったそうです。

私はドイツ国内リーグに特に贔屓のチームはありませんが、この不名誉な記録で負けたハノーファー96の試合のニュースを知って(サッカー狂の息子がいつも解説してくれます)、なんとなく同情してしまいました。

去る11月10日に、W杯出場候補でもあったゴールキーパーのロベァト・エンケが自殺したからです。チーム全体が悲しみから立ち直るには、まだまだ時間が必要なのではないでしょうか。

エンケはうつ病の治療を受けていることを隠しており、自殺の翌日に彼の妻が記者会見で明らかにしました(彼女の気丈さには、胸が痛みました)。その後ドイツでは、うつ病には社会全体で向き合っていかねばならないという風潮が強くなりました。

エンケのためにも、ハノーファー96には今後の善戦を期待し応援したいと思います。

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2009年12月 7日 (月)

サッカーW杯の組み合わせとドイツ国内リーグ

プロ(小学校の休み時間ではなく・・・笑)のサッカーの話題は、かなり久しぶりですが、この週末はサッカーの話題で一段と盛り上がりました。

金曜日の夜は、息子のサッカークラブの聖ニコラウス・パーティーでした。
そこで、トレーニングの送迎をシェアしているマンフレッド(私が彼の息子も送って行き、彼がうちの息子も連れて帰ってくる)が、
「ヨーコ、W杯の組分けが決まったよ」と、神妙な顔で言うのです。
「日本はね、ドイツ、オランダ、カメルーンと同じ組だよ」と・・・。
「ドイツとオランダ・・・?」と聞いてクラッときた私に、息子が追い討ちをかけるように、
「ママ、カメルーンも強いんだよ!!」
「・・・(ショックで言葉が出ませんでした)」

ところが、家に帰ってインターネットで組分けを調べた息子が、
「ママー、日本とドイツは同じ組じゃないよ~」
「え~っ?」
マンフレッドったら刑事でしょ~情報は正確に伝えてよ~それとも、私を担いだの~?と憤りつつ、
「ドイツじゃなくてデンマークだよ」と聞いて、再度がっくりきました。日本の試練には変わりありません。
でも、勝負は蓋を開けてみなければわかりません!

さて日曜日、今度はテニスクラブの聖ニコラウス・パーティーです。
皆がビンゴに興じる間、息子はずっとカウンターのテレビに釘付けで、大ファンの「ヴェァーダ・ブレーメン」対、父親が応援する「FCケルン」の試合を観ていました。

息子のクラスには男子が10人しかいませんが、そのうち3人がブレーメンのファンで、いずれの家庭でも、父親が贔屓のチームと対戦するときは、家庭内で火花が散るそうです。バイヤーン・ミュンヘンのファンというなら、日本にもファン・ショップがあるそうなのでわかりますが、ベルギーの片田舎にこんなにヴェァーダ・ブレーメンが好きな少年がいることは、ちょっと不思議な気がします。

さて、結果は0対0の引き分け。
FCケルンファンの夫は、どうせ2次リーグ落ち候補よりかろうじて上にランクされている程度だからと、あきらめ半分ですが、息子はブレーメンが現在2位で、勝たなかったから1位と4ポイントも引き離されたと、すっかりおかんむりです。

息子には、前回の欧州杯の最中に、期末テストの勉強をせずにサッカーの試合観戦に没頭して成績が下がった前科があるので、W杯が思いやられます。

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2009年5月21日 (木)

納得のいかないUEFAカップ決勝戦

ゆうべは、UEFAカップの決勝、ドイツのヴェァダー・ブレーメン対ウクライナのシャフタール・ドネツクの試合を、ブレーメンの熱狂的なファンである息子に付き合って見ました。

 

延長戦の結果、ブレーメンは2対1で負けたのですが、主審に対して大きな不満が残りました。

 

延長戦でブレーメンがゴールした時、なぜゴールとしてカウントされなかったのかがよくわかりません。同点でPK戦になればブレーメンに分があると期待していた息子の嘆きようといったらありませんでした。試合終了後、リポーターがブレーメンの監督に「この場面をどう思うか」と尋ねましたが、監督は何もコメントしませんでした。

 

このゴールが無効になった以外にも、ファウルに関してドネツクには極めて寛容すぎ、ブレーメンに対しては厳しすぎたと、中立的な立場でみても思えるほどでした。息子の憤りに同情するわけではなくても、ブレーメンは、少なくとも2回はフリーキックをさせてもらえるべきだったし、ブレーメンに出した基準に照らせばドネツクには少なくとも3枚の黄色のカードを出してもよかったと思います。

 

たとえ後で誤りとわかっても、主審の判定は絶対です。過去にはWMの決勝戦の判定ミスがその後わかり、優勝と準優勝が入れ替わる可能性もあったそうですからやむを得ないのですが、主審のおかげで何とも後味の悪い試合でした

2008年10月12日 (日)

早くもワールドカップ・フィーバー!

この夏中のEM(欧州選手権)で熱狂したばかりなのに、今夜はWM(世界選手権)の予選グループ1位のドイツ対2位のロシアが対戦したので、またまた大騒ぎでした。


息子はドイツのナショナルチームのユニフォームに着替えリストバンドまでドイツの国旗の色、娘はドイツの国旗を振り回し、最後まで応援歌を歌うというより叫びどおしでした。あまりのうるささに、テレビの画面を見ていない私には試合の解説など聞こえません。


いくら明日は日曜日とはいえ、23時近くになってやっと二人ともベッドへ・・・ドイツは勝ったし(息子のチームも、今日ドイツのアーヘンに負けたのです!)叫び疲れて熟睡できるでしょう。


WMは2010年ですから、今からこれでは先が思いやられます

2008年7月 2日 (水)

スペイン優勝おめでとう!

帰省の準備やら26時間の長旅やら、お墓参りやら、明け方の観戦やら、子どもたちの体験入学の準備やらに追われましたが、やっとに向かえました。 皆さん、コメントを書けなくてごめんなさい


日本に居ても、まずは欧州のの話題で書くなんて、相当ハマッてしまいましたね~。数日遅れで、話題性はもうないかもしれませんが・・・


それにしても、地方の民放で明け方にEMの決勝戦を中継してくれるなんて、日本でのの認知度の高さには驚きました。有料チャンネルの契約なしでは無理だとあきらめていただけに、なんとしてでも午前3時半に起きて観ましたよ~


ドイツは、出だしに「対ポルトガル戦をもう一度かな~」と期待させてくれたのも束の間で、GKだけが頑張ったような試合でした。完全にスペインのほうが一枚上手で、文句なしの優勝だったと思います。息子は、「1点しか取られなかったから褒めてあげる」と、しょんぼり。もともとラテンヨーロッパ贔屓の夫は、「ドイツは負けても仕方ない試合展開だったし、今のスペインのチームだったら優勝を讃えられる」と、途中からはスペインも応援。


ところで、最初顔を見たら女性かと思ったスペインのトーレス選手(だから、我が家では「フラウ トーレス」と呼びます)は、を蹴りながらなしのドイツ選手よりも速くて見事でした スペインの監督は、年齢のために辞めるのかとおもったら、また他のチームの監督になるとか?元気ですね~素晴らしい


私が応援したドイツといいオランダといい、一応優勝候補といわれながら「これが同じチームなの~」と目を疑うような好不調の波があったけれど、スペインにはそれがなくてずっと勝ち続けた・・・だから優勝できたんだと思います。早くも、2年後のワールドカップが待ち遠しいな~

2008年6月26日 (木)

やったね!ドイツ決勝進出~!

シーソーゲームで、ハラハラしました


最初にトルコに1点入れられた後も、ゴールの前でしょっちゅうパスをとられたし、ポルトガル選に比べるとずいぶん危なっかしかったドイツに比べ、トルコの欧州チャンピオンに賭ける執念のようなものが勝っていた気がします。トルコは、故障で出場できない選手が多かったにもかかわらずあれだけ頑張ったので、トルコの監督が悔しがったように、延長戦になってたら負けてたかも・・・。トルコのチームに敬意を表します。


終了数分前に、トルコが2対2に追いついた時は、トルコのツキはまだ続くかと思いましたが、ドイツ人ディフェンスの執念が終了直前に3点目を入れてくれました


でも途中、雷のため数分間中継が途絶えたり、その後も映像なしの実況中継になったり、緊張感を削がれたおかげであまり興奮せずに済んだかも・・・。息子は、終始熱狂して最後はぐったりしていましたが・・・


ドイツのゴールのたびに観客席のメァケル首相が映され、彼女のジェスチュアが楽しませてくれました


リポーターが試合後伝えてましたが、トルコを応援した観客たちもドイツの勝利に敬意を表し、中には一緒にダンスをする人たちもいたとか・・・。ドイツは第二の故郷と言うトルコ人は、決勝ではドイツを応援したいと言っていました。清々しいですね~


息子:「決勝戦は、日本のテレビで観られるの~?(土曜日から里帰り)」私:「観られたとしても、時差があるから明け方じゃない」息子:「でも絶対見逃したくないよぉ」私:「明日は学校だからもう寝なさい!」息子:「ママも早く寝たほうがいいよ、寝坊したら困るから・・・」 でも、これだけは寝る前に書いておかなきゃ・・・では、おやすみなさい

2008年6月24日 (火)

ドイツ対トルコの前哨戦?!

ドイツの原っぱのにわか作りのサッカー・コートで、ドイツ人とトルコ人の少年たちの試合がありました。結果は、4対0でトルコの勝利


これは、ドイツの子ども専用チャンネル(公共第一放送と第二放送の共同制作)で夕方に10分間流れる子どもニュース「LOGO」の一場面です。
少年たちは、ドイツ人とトルコ人の試合についてインタヴューを受けましたが、ほとんどが似たような回答→「どっちが勝つかは、あまり重要ではない。対戦することで、相手を理解できるようになるのがいい


そのあと、ドイツになぜ300万人ものトルコ人が住んでいるのかを、アニメーションで説明。50年ほど前にドイツは国会で、労働者不足の対策として外国人出稼ぎ労働者を受け入れることに決め、トルコ、イタリア、スペインなどから雇用し、いちばん多かったトルコ人労働者の2世、3世が生まれた結果とのこと。
トルコ人が多く住む地区では、ドイツ人よりトルコ人の生徒のほうが多いもあります。


ドイツでは、「明日の試合でどちらが勝っても試合後に暴動が起こる」と懸念する声も聞かれます


子どもニュースの前哨戦を観ながら、大人の杞憂であることを願うばかりでした

2008年6月21日 (土)

オランダが負けてしまった!

オランダがこんなに早く敗退するとは・・・ショックです

これまでの試合とは打って変わって切れ味のよい動きもなく、パスはつながらないし、ゴールのチャンスは逃すばかりだし・・・波にのったロシアのほうが、はるかに元気でした

 

せっかく、かろうじて1対1にして延長戦にこぎつけたのに、あっけなく2点も入れられ、気迫が全然感じられなかった

 

ロシアはあやうく10人で延長戦かと思われましたが、審判が2枚目の黄色いカードを撤回したので退場を免れたのです。審判が自分の判断を翻したのは、初めて見ました。こういうこともあるのですね~

 

でも、今日のような試合運びを観たら、やっぱりオランダの優勝は無理だったのね~とあきらめがつきました

 

さすがに、サッカー観戦にかけては年季が入った(?)夫は、きのうクロアチアを破ったトルコといい、今日のロシアといい、私が「クロアチアとオランダが勝つに決まってる」って言ったら、「いやいやどっちも侮れないぞ~、蓋を開けて見たら案外かも」って言ってたっけ~

 

これで、ドイツ対オランダの心配がなくなったので、ドイツに頑張ってもらうことにしましょうね、息子よ(ちょっと頼りないけど・・・)。

 

 

2008年6月20日 (金)

ドイツが準決勝進出!

嬉しい誤算でした

 

息子がわざわざ世界選手権大会のときのドイツチームのユニフォームに着替え、国旗の色のリストバンドをはめ、ドイツの旗を振り回しながら声を張り上げて応援した甲斐があったようです

 

このペースで次からも頑張ってね~

でもオランダ対ドイツになったらどうしよう・・・

2008年6月 9日 (月)

サッカーの欧州選手権大会開幕!

いよいよ、EM(サッカーの欧州選手権大会)が始まりました

ドイツの学校では、ドイツが試合をする日は宿題が出ないとか

 

我が家のサッカー少年も、二日目のドイツ対ポーランドの試合を最後まで満喫。 「まあ、4年に1度のEMだから・・・(でも、2年後にまたWMがあるじゃない!)」と、息子とサッカーの話しかしない甘いお父さんから「ドイツの試合は最後(23時近く)まで見てよい」と、許可されてご機嫌です

 

結果は、2対0でドイツの勝利でしたが、2点ともポーランド出身の二人の選手のパスとゴールによるもの。一人で2点ゴールしたポーランド生まれの選手は、試合後のインタヴューでも複雑な心境の面持ちでした。これからは、彼のようなヒーローも増えていくことでしょう

 

息子も、「もしドイツが日本と試合をしたら、どっちを応援したらいいかわからない・・・」と悩んでいます

 

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