脱原発派でない国会議員を仕分けよう!
【2012年1月に追記】
まず、次回落選候補の筆頭は以下の10名ですね。
この10名の中に、東電とカネのつながりがない首相だった菅直人降ろしに夢中だった人が多い理由が、やっとわかりましたね。
Twitterでは、小沢一郎を信奉する脱原発派が多いですが、脱原発か小沢かどちらかを選択しなければ、両立はしません。
東電、10議員を「厚遇」 パーティー券を多額購入
(中略)複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていた。
2010年までの数年間の上位ラン
クは、いずれも衆院議員で、
自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、
元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の
2氏、
民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だった。
【12月に追記!】
現内閣で東電の原発事故に主に関わる
野田首相、
細野環境・原子力相、
鹿野農水相、
中川文科相、
前田国交相は、
気候ネットワークのアンケートに「温暖化防止のため原発推進に賛成」と回答した。
閣内で彼らのような原発推進派が多数を占める限りは、被災者軽視で東電優遇の政策ばかりが罷り通る。
民主党内の鉢呂さんのように脱原発派は、経産相になり総合エネ調査会の委員半分を反原発派にしようとしていた(http://t.co/YMuMGxFp)矢先に、虚報によって失脚させられ、閣内に残れない。
後任の枝野さんは、鉢呂さんからリストを渡されたにもかかわらず、反原発派を3分の1しか委員にしなかった。
だから、このようなことにならぬよう、選挙で最初から脱原発派の国会議員だけを選ばねばだめなのだ!
なお、鉢呂発言の虚報については、次の上杉隆さんの記事を参照願いたい。
http://t.co/4fLQfPwD http://t.co/JmgqRIVN 【追記ここまで】
気候ネットワークのHPに、以下のようなとてもありがたい情報があった。
最後のExcelファイルの議員の原発賛否回答一覧表はとてもわかりやすい。
次の国政選挙では、まず賛成・判断できないと回答した議員、無回答の議員は落選させ、「疑問に思っている」議員には今後原子力エネルギーに対してどのような立場をとるか再度確認して投票しなければ、脱原発は実現しない。
未曾有の原発震災の最中に、原発立地青森県知事選挙で推進派が圧勝するとは信じ難いが、このような選挙は金輪際終わらさねばならない。
Excelファイルにある原発推進派議員の立候補地の有権者の皆さん、次回の選挙では脱原発を公約する立候補者擁立をお願いします!
なお、2010年参議院選で電力総連から応援を受けた民主党議員は、電力総連機関誌に載っています。6年間の任期中、まだしばらくは脱原発の足を引っ張ると思うので、要注意!
【以下気候ネットワークのHPより転載】
2011年5月27日
原子力 「推進」 or 「反対」? 国会議員の選挙時の立場
気候ネットワーク
東日本大震災での原発事故を受けて、日本の原子力政策やエネルギー政策の方向転換が迫られています。このたび、気候ネットワークとFoE Japanは、現職国会議員が直近の選挙の際に原子力政策を推進する立場か反対する立場だったかをまとめ公表しました。
これは、2008年8月から2011年3月まで実施した「気候保護法」を求めるMAKE the RULE キャンペーンの期間中、2009年8月の衆議院議員選挙、2010年7月の参議院議員選挙において、候補者に対するアンケートを行い、回答があった人の中 から当選者の分を抽出したものです。当時、有権者が投票する際の判断に使ってもらうために5つの質問とそれに対する回答をWEBにて公開していましたが、 今回は原子力に対しての質問に対する回答のみをピックアップして選挙区ごとにまとめています。
原発政策に対しては、日本共産党と社民党は政党として反対の立場を示していました。民主党は政党としては温暖化対策として原発を推進する方針を示し ながらも、候補者の間では賛否が分かれ、推進に疑問を抱いていた候補者も少なからずいました。現在、閣僚である枝野幸男官房長官、海江田万里経済産業大臣 も原発推進には「疑問を抱いている」と回答しています。
●衆議院議員(2009年8月31日)
アンケート回答者のうちの議員数 201人
(内訳:反対=25人 賛成=78人 疑問を持っている=62人
判断できない=30人 無回答=6人)
(参照) 衆議院議員選挙エコチェックサイト:
http://www.maketherule.jp/dr5/eco-check
●参議院議員(2010年7月11日)
アンケート回答者のうちの議員数 53人
(内訳:反対=7人 賛成=25人 疑問を持っている=15人
判断できない=1人 無回答=5人)
(参照) 参議院議員選挙エコチェックサイト:
http://www.maketherule.jp/dr5/ecocheck2
今後の「エネルギー基本計画」の見直しにあたっては、エネルギー需要を抑える省エネルギーと再生可能エネルギーの推進を主軸とし、原発や化石燃料依存から 脱却する計画へと大きく舵切りすることが期待されます。原発政策に対して自らの選挙区から選出された国会議員の立場を市民がチェックし、はたらきかける ツールにしてもらえたらと考えています。
発表資料
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コメント
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「脱原発派でない国会議員を仕分けよう」は本当に同感。
私たち一般人にできる一番大きな意思表明は、今、残念ながら選挙しかない。
小沢一郎議員に関しても、なぜ今更、脱原発者からも支持が多いのか・・正直ほんとうに不思議です。
私は、小沢氏が田中角栄の「腰ぎんちゃく」だった若き日も、角栄失脚の後は金丸信・・と金権政治と原発推進の元祖のような政治家にべったり寄り添っていた姿を見てきたのを忘れることができない。
そう簡単に人は本質が変わるものではないと・・今どんな綺麗事を言っても信じられない。
まず過去のことを一切明らかにし、詫び、一から出直すというならまだしも。。
ひょっとして、若い人達の支持が多いのは、小沢氏が自民を出た辺りからしか知らないのかしら?!
投稿: @atutamura | 2012年1月18日 (水) 04時50分