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2010年1月29日 (金)

「水泳マラソン」で集める義援金

欧州でもあまり知られていませんが、ベルギーのワロン地域の一部には、人口7万人余りのドイツ語共同体(以下DG)があります。

ただ、まだDGの公文書がフランス語からドイツ語に翻訳されていないものも少なくないなど、フランデレンやワロンと対等ではないので、これを改善しようとする「DGに賛成」という政党も存在しているような状況です。

さて、このDGではこの15年間、スポーツ省とライオンズクラブの協賛で、「水泳マラソン」という募金活動が毎年開催されてきました。日本の「赤い羽根募金」のようなものでしょうか。

現在、ハイチ震災のための募金活動が盛んですが、「水泳マラソン」は、DGで暮らす最貧困層の援助目的に限って義援金を集めます。

毎年この時期に二日間、DG内4ヶ所の屋内プールが一般に開放され、皆自由に泳ぎたい距離だけ泳ぎ、プールの長さ25mを一回という単位にして期間内に何回泳がれたかをカウントし、一回あたりの金額を掛けたものが義捐金となるのです。

過去には、子どもは1回あたり25セント、大人は15セントだったこともありますが、今年は一律20セントでした。

「水泳マラソン」には、DG内の小学校(主に高学年)も参加します。国境を接するドイツからも、2校の参加がありました。

5年生の息子のクラスと6年生の一つのクラスは初日、息子の隣のクラスと6年生のもう一つのクラスは二日目に、バスで最寄りのプールに行ってきました。

幼稚園の年長組と小学校では毎年、一年間に10回、スポーツの授業以外に水泳の授業(1回2ユーロ=約260円)があり、バスで最寄りの屋内プールに行きます(日本と違って学校にはプールはありません)。

しかし、「水泳マラソン」への参加は、水泳の授業とは別でした。

プールには、他に2つの小学校からも来ており、2時間以内に何回泳ぐかを競ったそうです。

息子たちは、5,6年の二クラス合わせて1600回余りで堂々1位でした。合わせて45名くらい(一クラスは25名以下です)ですから、一人平均35回も泳いでたいしたものです。息子のクラスには、46回泳いだ子もいました。

残念ながらある学校は、数百回ほどしか達成できなかったそうです。リレイ形式なので、一人の子がいつまでたっても25mを泳ぎ終わらず、次の子がスタートできなかったのです。

雪のせいか、今年は昨年よりも5000回以上も少なかったようですが、総計10万回をゆうに超え、そのうち1万回近くは小学生の寄与でした。

こんな健康的な募金の仕方もあるのですね~。

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コメント

ecoyokoさん、こんばんは^^
ほっほ~そんな募金の方法があるんですね~♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
日本の様に「お願いします」「お願いします」って言うだけ・・・こういった募金の方法・・・感心させられますね~(*^_^*)
しかし何と言う回数やねん((●≧艸≦)プププッ
一人平均35回って^^;

へ~学校にプールが無いんですね~日本は小さな学校でも大体プールありますからね~学校にはあるのが当たり前って思ってましたからね~...φ(ー ̄*)カキカキメモメモ

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