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2009年9月 1日 (火)

欧州からは応援の声

先日に引き続き、ドイツの公共ラジオ番組「報道界の視点」国際版では、日本の選挙結果についての社説も紹介されました。

朝日新聞、ワシントン・ポスト、ジャパンタイムズは、自民党への大きな不満が民主党選択という形で現れたと、必ずしも民主党の政策が支持されたわけではないというような論調でした。

それに比べ欧州の社説では応援する論調が多かった気がします。スペインからは「日本の民主主義がこれで前進した」、クロアチアからは「これで脱官僚政治への取り組みが始まる」、フランスからは「50年以上利益団体や企業のためだった政治が、ようやく国民の生活を優先するようになる」という声がありました。

最後に中国からは、「自民党政権が民主党政権になったところで大きな違いはない。民主党内の議員の左右の幅は広すぎるため、どの位置から対中国外交を進めてくるのかわからない」という社説の内容でした。


この「民主党内の議員の左右の幅は広すぎる」という指摘は、私が選挙前から懸念していた点です。左は共産党から右は自民党まですべてが民主党の中に存在するようなものですから、このまとまりのなさが今後政策実現の足枷とならなければよいですが・・・。

それにしても、政権交代ニュース関連の日記に「日本はオワッタ」とか「マスコミの偏向報道に踊らされた」とか「勝ちすぎで不安」などの否定的な見解があまりに多いのに、愕然としました。Mixi内に特に多いのでしょうか?

それから、国民審査では最高裁判事の誰も罷免されなかったようですね。たった6〜7%しか×がつけられなかったなんて残念です。それでも、一票の格差の問題は、これからももっと国民全体の大きな声にしていく必要があると思います。(「一人一票実現国民会議」
http://www.ippyo.org/index.html参照) 新政権は国民審査のやり方も改善してほしいと思います。期日前投票は23日以降、国外の投票ではできないなど、問題が多すぎます。

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