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2009年7月20日 (月)

政権交代で何が変わるのか

もし、東洋経済オンラインの以下のコラムのとおりに事が運ぶとしたら、政権交代に何の意味があるのでしょうか?政党名で判断するのではなく、各立候補者の政策内容を比較して投票しなければ、看板の架け替えだけに終わってしまいます。


*****以下http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/5e2fa9d1aacd82baaa83022fbb338c72/より転載

鳩山「路線転換」隠れた理由 - 09/07/17 | 19:12


塩田潮

 自民党内の麻生降ろし反乱劇は結局、「真夏の一夜の夢」に終わりそうな気配だ。それにしても、「万年与党」の野党転落前の「悪あがき」は想像以上の見苦しさである。

 一方の民主党では、次期総選挙での単独過半数が視野に入り始めて、いま注目すべき動きが出てきた。鳩山代表が外交・安保・憲法の問題でそろりと小沢路線からの転換に乗り出したように映る。小沢氏は党内の旧社会党出身者との結束や社民党との連携に腐心し、国連中心主義、自衛隊海外派遣反対、ひとまず護憲という路線を取ってきた。ところが、改憲論を公言する鳩山代表は日米同盟重視で、自衛隊海外派遣問題や非核三原則でも「見直し」に含みを持たせる。岡田幹事長も過去の言動を見ると、基本的には鳩山路線に近いと見られる。とはいえ、鳩山代表が小沢前代表を無視して勝手に路線転換に踏み出したとは思えない。そもそも小沢氏は旧社会党出身者や社民党の抱え込みを重視して戦略的に前述の路線を取っただけで、もともとの考え方は鳩山代表と差がなかったのかもしれない。

 鳩山代表は先日、「来夏の参院選で民主党が単独過半数に届けば、社民党などとの連立解消も」と口を滑らせた。つい余計なことを言ってしまう悪い癖が出たと言われたが、昔から言わないほうがいい「本音」を漏らして物議を醸すことは少なくなかった。
 その「本音」とは何か。社民党も福島代表ら護憲派を別にすれば、いまや民主党への合流を望む人が多いといわれている。鳩山代表も小沢氏も、数さえ確保できれば問題ないから、民主党が路線転換を図っても大丈夫と踏んでいるのだろう。だが、もう一つ、別の隠れた狙いもあるのではないか。鳩山路線と同じ考えの人は自民党に多い。野党転落後の自民党からの離脱者の取り込みや、もしかすると民主党と自民党との大連立への布石という疑いも生じる。自民党の「悪あがき」の裏側で、政界再編のきな臭い匂いも漂い始めた。***転載終わり  

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