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2009年1月 8日 (木)

寒波の中で世界平和を願う年始め

遅れ馳せながら、まずは皆様の新年のご健康とご多幸をお祈りいたします。


欧州に住んでいると、大晦日の年越しは打ち上げ花火ですし(我が家では、子どもたちのために日本製の手で持つ花火もしました)、元旦にお雑煮と黒豆は食べたものの、いまいちお正月の雰囲気を味わえません。そのうち、ドイツのデュッセルドルフにあるお寺に除夜の鐘をつきに行こうかなどと思った年の瀬でした。


ロシアでは、やっとクリスマスだったようですが、ベルギーでは街のあちこちのイルミネーションもだんだん少なくなり、来週早々には自治体がクリスマスツリーの回収をすると、ごみカレンダーに書いてあります。休日は元旦だけで、2日からは社会は普通どおり動き出しました。


5日から学校が始まったとたん、ものすごい寒波が押し寄せ、連日朝の気温はマイナス18度とかマイナス16度とか・・・生まれて初めてマイナス10度以下を経験しました。太陽が照ってきてもやっとマイナス5度くらいです。ドイツでも記録的な寒さで、マイナス30度以下ののところもありました。


さらさらの積雪は、10~20センチメートルくらいでしょうか。子どもたちは毎日スキーウェアで登校・登園しています。九州で生まれ育った私には、なにもかも初めての経験です。


息子の学校では、今日は各自橇を持ってくるように言われ、スクールバス通学の友人の橇も昨日の夕方預かってきて、朝学校まで運んであげました。


この近くでは、クロスカントリーができる場所は多いですが、アルペンスキーはできないので、6年生は北イタリアに一週間のスキー学校にでかけました。


スポーツ担当の先生も引率していったので、5年生以下のスポーツの授業はお休みですが、急遽明日のお昼前からクロスカントリーに出かけるそうです。


のどかな雪景色とは対照的に、メディアからはイスラエルの戦争の痛ましいニュースばかりが流れてきます。


連日、多くの民間人とりわけ女性や子どもたちが殺されています。戦争の中で年末年始を過ごしているガザ地区の人々を思うたび、最近見た「蛍の墓」を思い出しました。


6日には、イスラエル軍の戦車が誤って爆撃し味方のエリート軍人3名が死亡したというニュースが繰り返し報道され、アフガニスタンで米兵が味方の車にひき殺された話を思い出しました。


なぜ、地球からは愚かな殺し合いがなくならないのでしょうか。


私はドイツの大学院で環境学を学びましたが、環境を守ることは人間の命や健康も守ることであるからと、必修科目には「労働安全」もありました。


環境も人間も殺し、以後も環境汚染や何世代にもわたる禍根を残し続ける戦争こそをまずはやめねばならないという議論は、残念ながら兵器産業やその恩恵に群がる政治屋たちには通用しません。


歴史上の愚かな戦争の数々を教訓に、欧州は欧州連合を築き拡大しています。兵器の輸出という矛盾を抱えながらも・・・。


日本も、欧州を見習ってアジア諸国と共通の歴史教科書を作り、学校では近代・現代史を徹底的に学ばせ、平和憲法に基づく平和外交を推進していけば、戦争のないアジア連合を築いていける人材が育っていくのではないでしょうか。

 

そのためには、まず政府のメンバーをまともな歴史認識のある人たちと入れ替えねばお話になりませんが・・・

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