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2008年12月 8日 (月)

聖ニコラウス祭

12月6日は、聖人ニコラウス(4世紀ごろのキリスト教教父の伝説が起源といわれています)を記念する日で、私の住むベルギーのドイツ語圏では、この近くのドイツの風習に似たニコラウス祭がおこなわれます。オランダ語では「シンタクラース」という名ですが、ドイツ語ではサンタクロースは別に「ヴァイナハツマン」と呼び、聖ニコラウスとは別人です。


子どもたちは、12月には聖ニコラウス(6日)とヴァイナハツマン(25日)から贈り物をもらうわけです。


聖ニコラウスは紅白の衣装で司祭のような格好をしており、頭からすっぽりと茶色のマントに身を包み(たいてい顔は黒く塗っています)鞭を持った怪人(こちらの地方では、ハンス・ムォフと呼んでいます)を二人従えて、子どもたちを訪ねてくるのです。そして、子どもたちを褒めたりお説教したりしたあと、贈り物をくれます。


今年は6日が土曜日だったので、幼稚園には水曜日、小学校には木曜日に来てくれました。子どもたちは、聖ニコラウスについての詩や歌を、予め学校や幼稚園で習って、ニコラウスの前で朗読したり歌ったりし、レーズンと砂糖が入ったニコラウスの形のパンをもらいます。


スポーツクラブなどでも、週末に聖ニコラウス祭を開き、ゲームやクイズ、ビンゴまたはくじ引きが、だいたい定番のプログラムになっています。


娘の体操クラブでは、すでに11月末の日曜日に聖ニコラウス祭がありました。娘は、悪い子を鞭打ちするといわれているハンス・ムォフが怖くて、毎年どこに行っても大泣きしていましたが、今年も聖ニコラウスが登場する前に、家に帰ると泣き出しました。体操のトレーナーたちの真剣な説得で「じゃ、ママと一緒にお菓子をもらいに行く」と妥協したのも束の間、他の子どもたちが一人で行ったのを見たら、一人でさっさと行ってお菓子の袋をもらい「全然怖くなかった」とケロリ・・・全くゲンキンなものです。それ以後、幼稚園でも兄のスポーツクラブでも、ハンス・ムォフに「ハロー」と手を振るようになりました。小学生でも、まだ泣く子もいるほどです。よほど、日頃自分は悪い子だと思っているのでしょうか?


この週末は、息子のサッカークラブとテニスクラブで聖ニコラウス祭がありました。息子は今年サッカークラブを移籍したのですが、去年までのクラブではお菓子の袋だったのに、今度のクラブではお菓子はなく、1998年と99年生まれの6チームとも全員お揃いのチーム名の入ったウインドブレーカをもらいました。親としては、甘くて普通は買わないお菓子よりも、こちらのほうがずっとありがたかったです。


きょうだいにもお菓子の袋をもらいたい場合は有料になります。昨年までは5ユーロ以下だったのに、今年は6.5ユーロとか7.5ユーロとかに値上がりしていて驚きました。おまけに、飲み物代も去年まではコップ一杯1ユーロだったのに、今年はどこも1.3ユーロです。テニスクラブは、年会費が他のクラブよりかなり高いせいか?、きょうだいにも無料で同じお菓子袋をくれます。


連日マスメディアでは金融危機の報道ばかりのせいもあって、家計をやりくりしていると、お祭りに参加しても常に倹約のことが頭から離れません(苦笑)。


ですが、ビンゴやくじの値段はさすがに据え置きでした。これらの収益は、クラブのメンバーのために使われます。私はくじ運が悪くて当たったことはなかったのですが、サッカークラブで買ったくじの一枚でクッションが当たりました。このツキが、来年も続きますように・・・!

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