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2008年11月12日 (水)

オバマ政権に対する懸念事項

そろそろ、オバマ次期大統領のテーマからは離れねばと思いつつ、皆さんのブログやコメントなどをはじめ、気になる情報が多いので、懸念事項をまとめておきたいと思います。


オバマの演説を映像入りで聴いて胸を熱くしなかった人はいるのだろうかと思うほど、私は彼の演説に感動しました。日本での学生時代、ESSでケネディ、リンカーン、キング牧師のうち誰かの演説を暗誦しなければならず、ケネディを選んだことがありますが、これらの演説と並べて歴史に残してほしいと、心底思いました。ドイツの公共テレビでも、オバマをケネディの再来のように印象づける映像が見られました。


彼の生い立ちやこれまでの生き方を読んでも、こんな理想的な政治家はいるだろうかと思わされました。しかし、そう思えば思うほど、懸念が大きくなっていくのです。


一番の懸念は、オバマが本気でアメリカを改革しようとすれば命が危ないだろうということと、カーターやクリントンのときのように背後に操る組織がいるのかどうかということです。


例えば、
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
http://alternativereport1.seesaa.net/article/109144772.html
http://video.google.com/videoplay?docid=-845461387975920288&hl=en など


こうした情報を鵜呑みにするとしたら、世界の金融を操る背後の組織が、オバマを大統領にするために金融危機を起こしたと考えることもできるのではないでしょうか?(金融危機がオバマの当選を後押ししたという米独のジャーナリストの見方を前回書きました)


もし、前述のような情報を全面否定するとしても、田中宇さんの国際ニュース解説「オバマと今後の米国」に書かれている懸念が残ります。
(全文はこちら)
http://tanakanews.com/081105obama.htm


(ここから一部引用)
▼ブッシュが仕掛けた大黒柱の時限爆弾
 オバマは11月4日の選挙でさわやかに快勝した。多くの米国民が、これで
ブッシュ政権による無茶苦茶から脱却し、新たな時代が来ると期待している。
しかし私が見るところ、ブッシュ政権はすでに、金融財政・軍事・外交といっ
た米国の覇権を支える何本もの大黒柱に「時限爆弾」的な破壊のシステムをセ
ットし終わっている。これらの爆弾は、オバマ政権になってから爆発する。
(ブッシュ政権が米覇権の大黒柱に爆弾を仕掛けていることに私が気づいたの
は07年夏のことだった) 
http://tanakanews.com/070828iran.htm

 9月のリーマンブラザーズの破綻など、すでに大黒柱の崩壊は始まっている。
ブッシュ政権は残る2カ月の任期で、さらに不可逆的な自滅策を画策するかも
しれない。たとえば現政権は、任期末が迫る中、環境保護や消費者保護の法律や規制をどんどん緩和している。規制緩和のやりすぎが経済崩壊につながるのは、昨年来の金融危機で経験したとおりだ。オバマが大統領に就任した後、経済・軍事・外交という各方面で、大黒柱の崩壊が加速し、米国の覇権崩壊が進み「黒人が大統領になったからダメなんだ」と、共和党系が強い米マスコミが声高に批判する展開になるのではないかと私は懸念している。
http://www.msnbc.msn.com/id/27466701/ (引用ここまで)

 

前回も書きましたが、ある国の新聞の社説が「来年の1月まで待つのは時間がもったいない」と、即刻ブッシュとオバマを入れ替えてほしいという心境は私も同じです。急いでこれ以上の破壊工作を食い止め、時限爆弾を取り外す作業を始めなければ!

 

ドイツ公共第2放送の「UN幼稚園」では、すでにブッシュを追い出しました。

http://www.zdf.de/ZDFmediathek/content/624172?inPopup=true

ドイツ語がわからなくても笑えると思います。


ところで、日本でも長野県知事や佐賀市長など、長年続いた旧態依然の利権政治を一掃して改革しようとした首長たちが、前任者が長年蓄積してきた重いツケの後始末に追われてやっとこれからという時に、改革に慣れていない有権者が感情的になって再選されず、改革を遂行することができなかったという残念な例があります。マスコミが政治家の仕事の内容を正確に伝えず、有権者が誹謗中傷に振り回されることが、いちばん危険です。


オバマ大統領を支持する人たちは、オバマ政権になってから爆発する時限爆弾のことを必ず念頭において、ブッシュ政権の後始末に長い時間や痛みが伴うことを覚悟して、辛抱強く新大統領を支え続けてほしいと思います。

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