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2008年1月 8日 (火)

買い物事情

ベルギーでは、隣町に行ったとたんに言葉が通じなくなることがあります。極端な話、たとえ100メートルも離れていなくても。ブリュッセルでは外国人が多く英語を話せるベルギー人も多いのですが、ワロン地方ではフランス語以外は話さない(話せない?)人が圧倒的に多く、英語の授業を受けているはずの中高生をつかまえても、なかなか会話が通じません(我が身を振り返っても、納得できますが)。フラマン地方に行けば、道路標識などに書いてあるオランダ語がドイツ語に似ているので、フランス語よりは助かります。

 

ドイツ語圏の首都でも、買い物に行って何か尋ねても、フランス語しかできない店員が少なからずおり、小さな店舗ならドイツ語のできる同僚にバトンタッチしてもらえますが、広ーいスーパーの中ではレジ以外で店員を見かけないこともよくあり、あきらめることがよくあります?。

 

ドイツ語圏とはいえ、幼稚園でフランス語の歌をうたったり、小学校1年生からフランス語の授業があったりするので、バイリンガルばかりだと思いましたが、そうでもありません。まず、住民の半分以上がドイツ人という地域もあるので、フランス語のできないドイツ人がたくさんいます。ベルギー人でも、学校を出てからフランス語を使う機会がなかったから忘れたとよく聞きますので、日本人の英語のようなものですよね。とはいえ、職業としては、最低ドイツ語とフランス語が要求されます。

 

買い物の話に戻ると、世界中に店舗を展開しているスウェーデンのI社が気に入っているので、オランダの最寄の店舗に出掛けます。車で30分くらいの距離で、同じくらいの距離でベルギーにもありますが、オランダではドイツ語が通じるけれどベルギーではフランス語しか通じないためと、オランダのほうが大抵価格が安いためです。ドイツでいちばん近いところだと1時間くらいかかるし、ドイツよりもオランダのほうがちょっと安めのようです。もっとも、レストランで有機栽培の食品を使ったメニューがあったのはドイツのみだったので、買い物のついでにドイツの友人と待ち合わせて食事もする場合は,足を伸ばしました。いずれにしても、I社での買い物に関しては、欲しい商品がベルギーのほうが安い場合は、最寄のベルギーの店舗で買えるというメリットがあります

 

ガソリンとディーゼルに関しても、国境の近くでは価格の安いところで買えるメリットがあります。ドイツではガソリンがお得で、ベルギーのほうがディーゼルが安かったときはまだしも、最近のようにガソリンの価格にあまり差がなくなってくると、国境をはさんで隣接しているドイツのガソリンスタンドが気の毒です。特に、トラックはわざわざ高速を降りてベルギー側で行列をなして給油していくのですから。

 

このような買い物事情は、欧州で複数の国が隣接している地域ではどこでも同じで、特にEUの東方拡大に伴い、西から東への買い物ツアーが盛んになってきたようです。

 

 

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